初午祈祷

今朝は初午祈祷の準備と初午のごあいさつで宝登山へ。冷え込んだせいで御神水を頂いたら指先が割れました。本当は祝詞奏上してゆっくり拝みたかったのですが後の祈祷の時間に食い込みそうでしたので御礼のみとしました。初午祈祷自体は例年通りに順調に終わりましたが、その後の雑談で興味深いことを聞きました。
一つは数年前に亡くなられた前妻の霊が家でポルターガイスト現象を起こし、後妻の方を階段から突き落とすなど身の危険を感じられて相談が来た件で、その時は金額面で折り合わず、素人の依頼人が自分で何とかすると仰られて祓いをしませんでした。その後、その家はそのままにして別の場所で住んでおられたとのことですが、息子さんが香港で突然死されて夫婦間、息子さんのお嫁さんとの関係が悪化し、お金も無くなって極貧生活になってしまったとのことでした。土地を持っているので売ればよいのですが、売ったお金をそれまでは息子さんに、息子さんが亡くなってからはお孫さんに突っ込もうとするので親戚中で止めに入っているそうです。まあ、守銭奴のような方ですので当然の結果だとは思っています。元の家は今もそのままで前妻の霊がいらっしゃるそうで、この方こそ救われるべきだと昔も今も思っています。
もう一つは今回の依頼者の方の隣家との境界の塀を新しくした件で、これまた隣家の方が資産家ではありますがご近所からは「あの人と関わったの?ああ・・・。」というような方で、結局、依頼者の方が費用の一切を持ったそうです。工事が終わったのは昨年の12月ですが今年の元旦に隣家の方の奥さんが救急車で搬送されたそうです。ソアと、その家の家族が近所の人と顔を合わせていないので、奥さんの原因、経過はわからないそうです。そのうちも依頼者の家と同じくらい古くからお稲荷様を祀っていてお社が2つあるそうですが、恐らくそういう方ですので大事にはしていないだろうなと思います。それが原因だとは断定しませんがその可能性はあります。依頼者の家のお稲荷様が怒ったというのもあり得ますが、そういうことをされるお稲荷様ではないので、前者が原因かなと思います。人死にが出て初めて分かると思われますが、私が関わることはなさそうです。お稲荷様を助けることはやぶさかではありませんが、そういう人を助ける義理はないので滅びて頂いて大いに結構です。

あと、今回の依頼者の方の家で祀られている八大龍王様を一時、お預かりしてきました。しばらく集中して拝み込ませて頂こうと思っています。どうも我が家に来たがっておられたようです。

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