祈祷の思い出

先日、叔母が亡くなりました。この方はご両親が子宝に恵まれず白蛇を祀る祈祷師に祈祷を依頼して授かったせいか生まれつき肌に蛇の鱗のような部分があって、それがもとで一生独身でいました。そういった病気があるのも知っていますがこの場合は霊的な問題だったと思います。優しい穏やかな方で幼少の頃より可愛がっていただきました。この方の祈祷をしたきっかけは高齢になられて一人暮らしをされていましたがやはり寂しい想いがあったのか判断力が落ちたのか出入りの保険の業者が家で好き勝手するようになってしまったからです。また、庭には古いお稲荷さんのお社もあり、依頼された訳ではないですが問題解決のために私の判断で我が家のお稲荷様に祈祷を入れさせていただきました。その結果その業者とは縁が切れ、高齢故に老人ホームに入所してはどうかという周囲の勧めにも肌のことがあって嫌がっていた方が、これとは別に祈祷させて頂いている叔母の説得を受け入れてくださいました。老人ホームに入所されてしばらくしてから目が見えなくなったとか食べ物が喉に詰まって死にかけたとか人づてに聞いていましたがそこでの生活を楽しんでいらっしゃるということでした。最後は心臓発作で亡くなったということですが亡くなったのが巳の日から午の日に日付が変わった頃でした・・・。結果の出方というのものを考えさせられた祈祷でした。